記号性の後退について:膜の向こうの商店

これは郊外の街角の商店を、色温度3200Kのフィルムで撮影した写真である。

本来このような被写体は記号性が強いはずであるが、フィルムに固定された色温度の偏りによって知覚が捻じ曲げられてしまい、記号性が膜の向こうに後退したかに見える。