※以下の内容は常に流動的であり、随時更新される。
ここでいう “準現実(Semi-Reality)” とは、
世界がいずれにも収束せず、潜在性に宙づりの状態として持続しているあり方を指す。
その一例として:
- 知覚可能な具象性をもちながら、
- それが社会的に共有された行為・判断・理解などの枠組み(機能する意味)に統合されず、
- 現実として十分に「使えない」世界の状態として立ち現れることがある。
例:「目の前の光景が何であるかはわかる。しかしどう扱えばよいかの回路が起動しない」
これは「非現実」や「虚構」ではなく、現実でありながら意味や扱いが決定されない状態である。
このような状態において、世界は複数の解釈や帰結があり得るにもかかわらず、いずれにも収束しない潜在性を、静的な圧・緊張として解放も回収もされないまま内包し続ける。
〈本サイトの目的〉
現実とは、単に知覚されている事象群ではなく、それらが社会的に共有された行為・判断・理解の枠組みに統合されることで初めて現実として機能するのではないか(仮説)。
その統合が起こらない場合、私たちは何を見ているのか。本サイトは、その問いを“準現実”と仮称するネガティブスペースの側から反復的に検討する試みである。
